バイクの分類

AT免許

ビッグスクーター

このオートマチックの免許ですが、運転出来るバイクにいくつかの制限があります。 50ccまでのバイクならMT・AT関係なく運転することが可能ですが、51cc以上のバイクはAT限定で運転可能となっています。 この免許で運転出来るバイクは通勤や通学に使用する位なら問題ありませんが、この小型クラスですと高速道路には乗れません。 近所を走り回るにはとても便利ですが、遠くへ出掛けるにはちょっと不便です。 これでツーリング行くのは多少無理があるかもしれません。 オートバイが好きでバイクで旅行に行きたいという方は、この免許は通過点としてもっと大きな排気量のバイクを運転出来る免許の取得を考えましょう。

各免許の排気量

各免許によって運転出来るバイクの排気量の制限も違います。 原付免許は一番簡単に所得できる免許で、車の免許を取れば一緒に付いてきますがその分排気量制限も50ccとなっています。 小型限定普通自動二輪免許は排気量制限が125ccまでとなっており、バイク好きは人は最初はこれから、という感じでしょうか。 AT限定が付いていると、50cc以上になるとATバイクしか運転できないという制限があります。 普通自動二輪免許は排気量制限400ccまでとなっており、AT限定普通自動二輪免許はやはり400ccまでのATバイクが運転可能となります。 大型自動二輪免許は排気量制限が無く、どんな大きなバイクでも乗れる免許です。 AT限定大型自動二輪免許もATバイクであれば排気量制限がなくなります。 バイクの免許はこのような種類になっています。
また、大型自動二輪以外のバイクの免許は16歳から取得可能なため、自動車の免許の前にバイクの免許を取得している人も少なくはありません。

バイクの区分

車両としての二輪車の区分は、道路交通について規定されている「道路交通法」による区分と車両の技術基準について規定された「道路運送車両法」による区分があります。 運転免許については道路交通法によって区分がされます。 道路交通法による二輪車の区分は排気量50cc以下が「原動機付自転車(原付)」、51~400ccが「普通自動二輪車(普通二輪)」、そして401cc~の「大型自動二輪車(大型二輪)」にとなります。 道路交通法によると自動車の区分に入るのは50ccを超える排気量からとなり、運転免許の種類もこの区分に従って分けられています。 正確には運転免許の種類は、この排気量による区分だけでなくミッションとオートナチックによっても分けられます。